
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社
ベストプラクティスに基づいた Salesforce 運用・開発支援
- 設計
- 実装
- 運用
トゥモローゲート株式会社さまは、企業の魅力を最大限に引き出す「ブランディング」を主軸に、ロジックとデザインで全国400社以上を戦略的にサポート。「ブラックな企業」というキャッチコピーでSNS発信にも注力しています。同社より2025年4月に正式リリースされたブランドサーベイ「B‑SCORE」は、β版を含むリリースからわずか10ヶ月で190社以上に導入される、企業ブランド力を可視化できるサービスです。構想から長年停滞していたこのプロダクトを“1年以内にリリースしたい”。そんな思いでご相談をいただいたアクトビは、現環境の整理から参画し、サービスの正式リリースまでを伴走、新しい要望や課題の解決なども実施しています。
| Client | トゥモローゲート株式会社 |
|---|---|
| Scope | UX/UI設計支援 / 要件定義 / 設計 / 開発 / 運用保守 / API連携 |
| Output | Webアプリケーション |



トゥモローゲートさまが初めて手がける自社サービス「B-SCORE」。ですが構想から数年間、プロジェクトは停滞していたそうです。本インタビューでは、トゥモローゲート株式会社の代表取締役CEO・西崎康平氏、常務取締役・西崎隼平氏、そしてカスタマーサクセス責任者である有田氏に、正式リリースに至るまでの道のりを振り返っていただきました。
数ある開発会社をご検討されていた中で、「このプロジェクトを“自分ごと”として動かしてくれるかどうか」が決め手だったと話す西崎氏。価格でも技術力でもなくプロジェクトへの向き合い方という部分でアクトビに信頼を置いていただいた理由とは。
自社サービスの立ち上げ自体が初めてだったので、どちらかというと「こう作っていかないといけませんよ」とプロジェクトをリードしてくれるところを探していたんです。頼んだ通りに作ってくれる会社であれば、正直もっと安価なところもありました。ですが僕たちが予算以上に重要視していたのは、開発ができる会社ではなく、“一緒にプロジェクトの成功を目指してくれるパートナー”であるかどうかでした。アクトビさんの事は紹介してもらう前から知っていて、しっかりした会社だなという印象は持っていたんですが、B-SCOREの開発を依頼する前に代表の藤原さんとご飯に行ったんです。その際に聞いたクライアントへの向き合い方や、徹底的に寄り添うからこそ、受注する案件を選ばれていることなど。そういった姿勢が弊社と重なったこともあり、依頼することを決めました。
ご支援する際に意識していた点や、実際に大切にしていたポイントについて、プロジェクトリーダーを担当した石村は次のように振り返ります。
今回のようなご相談の場合「まずリリースできるようにプロジェクトを進める」というところが目的になってしまいがちかなと思うんですが、本質はここじゃないと考えていました。リリースまで持っていくことを前提に、パートナーとして頼っていただくなら“新規事業の立ち上げ”として成功させることを常に意識していました。
アクトビさんは本当に、“開発会社”というよりも“プロジェクトの一員感”が強く、石村さん達のそういった姿勢はビシビシ伝わってきていました。プロジェクトを進めていく中で、サービス設計の問題で開発の進行に影響が出てしまった際、社内で直ぐに設計を見直しますと共有したら、「そのMTGって僕も参加して良いですか?」と手を挙げてくださったり。
あれは凄かったね。すぐに社内に共有しました。「アクトビがこういった姿勢を見せてくれた、うちも見習おう」って。
あとはメンバーの方から「ここってなぜこうなんですか?こうした方が良くないですか?」と元々あったデザインの改善案を提案してもらい、リリース前に大幅に仕様を変更することになったり。普通開発会社さんって、早く開発が終わる方が絶対楽なんですよ。でもアクトビはそれをしない、使う側や説明する側のことまで考慮して動いてくれているというのを感じた瞬間でしたね。
想いから生まれたB-SCOREは、アクトビの支援によって2025年4月2日に正式リリース。ベータ版期間も含め、約10ヶ月で190社以上の企業に導入されるプロダクトへと成長しました。
リリースができてからは、今までは接点のなかった業界の企業様からも問い合わせをいただけるようになりました。B-SCOREが“ブランディングの入口”としての機能を果たしつつあると感じています。やはりこの状況が実現できたのは、アクトビがしっかりとプロジェクトを牽引、デジタルの専門家ならではの視点を用いた伴走支援を行ってくれたおかげだなと。社内としても新規事業の立ち上げを経験することで、開発会社との関わり方やプロジェクトの進め方、サービス設計のナレッジなどが蓄積できたのも大きかったですね。
ただバグが出たという報告をするだけだとダメで、そこに至るまでの背景や順序をエンジニア側や開発する側は知りたいんだなと、アクトビの皆さんとサービスを共創していったことにより、そういったコミュニケーションや報告の仕方を徐々に学べ、プロジェクトメンバーの成長にも繋がりました。
そう言っていただけて何よりです。リリースはゴールではなくスタートとして、B-SCOREが今後さらに進化し続けられるよう、これからもデジタル領域の専門家でありパートナーとして、お力になれればと考えております。
トゥモローゲートでは、ブランディングを主軸に、採用や組織づくりまでを影響。その中で、「ブランディングに取り組みたいけど、何から始めればいいかわからない」という声をよくいただいており、それを解決するために生まれたのが、ブランド力を可視化する「B-SCORE」です。プロダクトの構想自体は5年前からありました。ただ、初の自社サービス開発ということもあり、進行の面で大きくつまずくことに。開発の専門知識を持たない弊社が、システム開発会社とプロジェクトを進めていくというのは容易ではなく、気づけば数年間もの間、プロジェクトが停滞していました。このような背景があり、更なるプロジェクト進行の加速、1年以内のリリースを目指して新しいパートナーを探すことに。そこで紹介してもらったのが、アクトビさんでした。