株式会社シグナルホールディングス
業務課題を根本解決するパートナーとしてSalesforce運用をサポート
- 設計
- 実装
- 運用
Salesforce導入後も基幹システムとの連携や活用体制に課題を抱えていた大和ハウス賃貸リフォーム株式会社さま。アクトビは少数精鋭の伴走で改革を再始動させ、情報の一元管理に向けた取り組みを支援しています。
| Client | 大和ハウス賃貸リフォーム株式会社 |
|---|---|
| Scope | 要件定義 / 設計 / 開発 / 運用保守 / API連携 |
| Output | Platform / MuleSoft |





大和ハウス賃貸リフォームさまは、2022年にSalesforceを導入。しかし、既存の基幹システムとの連携や活用体制の整備には多くの課題があり、当初描いていた「Salesforceで入口から出口まで情報を一元管理する」の実現には至っていませんでした。
数多くある開発会社の中からアクトビを選んでいただきました。複数の候補企業を検討する中で、それぞれに強みはある一方、決め手となったのは「フランクに壁打ちできる関係性」だったと田子山氏は話します。
会社の規模的にも恐らく、長くお付き合いしていただかないといけない大きなプロジェクトになるだろうと考えていたので、課題を気軽に持ち込めて、一緒に考えてくれるようなパートナーを探していました。 アクトビさんのことはSalesforce社の認定コンサルティングパートナーリストで見つけたのですが、WebサイトやWantedlyの記事などから、大阪を拠点に価値を創っていきたいという想いや、仕事に対するプロとしての誇りが真っ直ぐ伝わってきたことから、一度お話ししてみたいと感じました。 そして初回の打ち合わせで、その印象は確信に変わりましたね。 こういうことがしたいと伝えると、それがもし難しい場合でも『その方法は難しいのですが、こういう方法ならどうですか?』と、常に代替案を提案してくれる。決してそれも上からというわけでなく、対等な立場で壁打ちできる感覚で、とても嬉しく感じたのを覚えています。
ご支援する際に感じていたことや、意識しているポイントについて、Salesforce Unit /Senior Engineer 福西、Salesforce Unit /Senior Engineer 髙見は次のように振り返ります。
私たちは、ここまでしか関わりませんと線を引くことはなく、目標に対して『どうすれば前に進めるか』を最優先に考えています。このプロジェクトでは特に既存の基幹システムとの連携の難易度が高く、想定外の課題が生じやすかったので、課題をひとつずつ拾い上げながら進めることを意識しました。
私は提案の厚みを大切にしています。いただいた要望でそのまま作るのではなく、ユーザー目線に立ち、実際の運用を見据えたプラスアルファを必ず考えるようにしています。Muleを使った連携開発でも、社内にナレッジが少ない状況でしたが、徹底的に調査して再現性のある仕組みに落とし込むことで、安心して使える状態を目指しました。契約時間が限られる中でも、リリース後の修正が最小限になるよう、動作確認を何度も繰り返しながら開発を進める工夫をしています。
これまで多くの開発ベンダーと仕事をしてきましたが、アクトビさんの提案力とレスポンスの質には驚きました。60伝えれば必ず100、良い時だと120点の成果が返ってきます。ユーザー視点やシステムの将来性も考慮し、私たちのためを想い提案してくれるその“おまけ”が、アクトビさんに任せたいと感じる理由だと思います。
アクトビさんの対応は、まさに『火中の栗を拾う』という表現がぴったりだと感じています。誰もが手を付けたがらない、線引きしたくなるような課題にも前向きに取り組み、一見不可能だという課題にも“どうすれば実現できるのか”と向き合い続けてくれる。そういった姿勢に助けられています。
Salesforce活用プロジェクトを2年以上ご支援させていただいておりますが、今の時点でアクトビをどのように評価していただいているのでしょうか?
これまで集計できなかった情報が見えるようになり、確実に前に進んでいる実感があります。品質も安定しており不具合も少なく、とても満足しています。
レスポンスと提案力は、これまで関わってきたどのベンダーさんと比べてもトップクラスだと感じています。誰を切り取ってもプロ意識があるので、なんとかしてくれるだろうという安心感があります。 実を言うと、アクトビさんに出会うまでは、膨大な量の課題を前に諦めかけていた部分もありました。ですが初回の打ち合わせでその状況を説明した上で「なんとかさせてください」と力強く言っていただけたことが、大きな支えとなりました。もちろん技術力も重要ですが、最終的に他ベンダーさんではなくアクトビさんを選び続けている決め手は『課題に向き合う姿勢』と、私たちの実現したいことを最優先に考えて取り組んでくれる『熱意』です。 このまま順調にシステムが完成すれば、今後は私たちだけでなくグループ各社へ活用範囲を広げ、ユーザーが「便利になった」と実感できるところまで、一緒に進めていきたいです。
私たちが長年使用している基幹システムでは、必要な情報を得るために複数のシステムを横断して利用する必要があり、取得できたとしても何度も加工を重ねなければ業務で活用できないという状況でした。こうした断片的なシステム環境をより使いやすく一元化したいという思いからSalesforceを導入しましたが、社内に専門人材がいなかったこともあり、既存の基幹システムとSalesforceとの連携の難しさを前に、正直なところ実現を諦めかけていました。私自身も経営企画の傍らで片手間に関わらざるを得ず、改革を推進する力が十分ではなく、理想と現実の間で強いジレンマを感じていました。